2013年度
授業科目名 | コンピュータ会計処理論 | ||
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担当者 | 山本 誠 | ||
開講時期 | 前期 | 単位 | 2 |
サブタイトル |
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コンピュータを用いた会計の処理方法について学ぶ |
ひとことガイド |
コンピュータ会計は、現在、非常に多くの企業において利用されています。
会計知識の修得とあわせてコンピュータ会計の技法を身につけることは、会計人にとって必須の要件となっています。 コンピュータ会計の一連の手順を、簡潔な例題をもとにわかりやすく学んでいきます。 |
授業の概要 |
現代の会計実務は、コンピュータを利用して行われています。
わが国においても、会計情報をデジタル情報としてデータベース化し、それらの情報をインターネットなどを通じて情報利用者に提供することが、企業や公的規制機関において実施されています。また、インターネットを利用しての税の電子申告は、企業だけでなく個人にも普及してきています。 このような会計情報のデジタル化やマルチメディアを利用しての通信化の波は、今後ますます高まっていくものと考えられます。 本講座では、コンピュータ会計の基礎理論と応用手法を、パーソナルコンピュータを自ら操作しながら学んでいきます。 |
授業の到達目標 |
コンピュータ会計の基本的手順の学修と企業分析への応用的知識の習得をめざします。 |
授業計画 |
【前 期】
1 表計算ソフトの基本的操作 2 表計算の原理 3 表計算の基礎的処理 4 表計算の応用的処理 5 表計算を用いた減価償却計算 6 表計算を用いた財務に関する関数計算 7 財務会計ソフト「PCA会計」の基本事項の登録 8 「PCA会計」の各操作項目の説明 9 「PCA会計」による初級記帳例題の処理 10 「PCA会計」による中級記帳例題の処理 11 「PCA会計」による上級記帳例題の処理 12 「PCA会計」による各種補助簿の作成 13 「PCA会計」による財務諸表の作成 14 「PCA会計」による財務諸表の分析 15 「PCA会計」によるCVP分析、ABC分析 |
成績評価基準 |
コンピュータ会計における一連の処理手続、ならびに作成した財務諸表のコンピュータを利用しての分析処理方法を理解しているか。 |
成績評価方法 |
提出課題3回(70%)
出席(30%) なお、出席回数が半分に満たない人は不可となる。 |
教材 |
教材:開講時に指示する。 |
学習上の留意点 |
1 当科目の履修は、「簿記原理」の単位取得者に限られる。
2 人数制限がある。 コンピュータ会計では、会計ソフトの操作方法とともに、簿記会計の知識が求められます。したがって、簿記会計の基礎を確実に理解しておいてください。 学習した処理手順と操作方法を確実に身につけるために、復習に努めてください。 |
授業準備 |