シラバス照会 照会
2021年度
授業科目名 マーケティングリサーチ
担当者 近藤 祐二
開講時期 後期 単位 2
サブタイトル
マーケティングリサーチの入門
科目の概要
マーケティング活動を行う上で,顧客のニーズの把握,市場の動向を把握することは非常に重要であり,そのようなマーケティング活動を基礎としたマーケティング・リサーチの理論と方法を体系的に理解してもらうことを目的とする。
顧客のニーズを探り,そして顧客の価値が創造されるためのマーケティングリサーチのしくみについて考察。そして,マーケティングリサーチの様々な手法や利点と欠点についての理解を促す。さらに,マーケティングリサーチの方法と考え方のみならず,消費の現場での観察調査やアンケート調査といった体験を行ってもらうことにより,マーケティングリサーチを行うための基礎的能力を養うことを目指す。
授業の進め方
講義の毎回前半部分はレジュメをもとに基礎的な用語や事項を学び、それをふまえて講義後半部分で毎回のテーマに沿ったケーススタディをビデオ視聴やその後の解説を通じて学び理解を深めていく。毎回学習到達度を確認するためmanabaを活用した小テストやミニッツペーパーを提出する。
授業の到達目標
①マーケティングリサーチに関する基本的な用語を理解すること 
②マーケティングリサーチの事例に接し,理解できること
③初歩的なマーケティングリサーチの企画,立案,分析ができること
授業計画
【後 期】
1 ガイダンス:マーケティングリサーチの概要
2 マーケティングリサーチとマーケティング活動
3 マーケティングリサーチの作業プロセス
4 定量調査について、定量調査の種類とポイント
5 定量調査とデータ収集・分析
6 定性調査とデータ収集・分析
7 課題解決ソリューションについて
8 ニューマーケティングリサーチ①コミュニティリサーチについて
9 ニューマーケティングリサーチ②モバイルリサーチについて
10 グループインタビューについて
11 新商品開発、コンセプトメイキング
12 企画書作成について
13 プレゼンテーションソフトについて
14 プレゼンテーションの方法について
15 マーケティングリサーチの総括

成績評価基準
①マーケティングリサーチに関する基本的な用語を説明することができるか 
②マーケティングリサーチの様々な手法やそれらの利点と欠点を説明することができるか
③初歩的なマーケティングリサーチの企画,立案,分析ができるか
定期試験
学年末定期試験:なし
成績評価方法
上記の成績評価基準に則し、以下の方法で評価します。                          
・「学習到達度確認小テスト  40%」
・「講義毎のミニッツペーパー 45%」
・「講義に関するレポート課題 15%」
教材

種別 著者 書名 出版社 出版年
参考文献 高田博和 他 マーケティングリサーチ入門 PHP研究所 2008
参考文献 西川英彦,廣田章光 1からの商品企画 碩学舎 2012
参考文献 フィリップ・コトラー,ケビン・レーン・ケラー コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編 ピアソン・エデュケーション 2008
参考文献 朝野熙彦 マーケティング・サイエンスのトップランナーたち:統計的予測とその実践事例 東京図書 2016
 
準備学習(予習・復習)等
・毎回配布する資料,並びに参考文献をよく読むこと。 
・日ごろから,官庁や研究所等が発行している調査報告書等を見る習慣をつけておくことを望む。
受講における注意点
・学生の実態・実状,登録人数に応じて,講義の進め方や内容を,変更する場合がある。