シラバス照会 照会
2022年度
授業科目名 経営戦略論Ⅱ
備考 平成30年度以降入学生
担当者 太田 一樹
開講時期 後期 単位 2
サブタイトル
組織(企業など)が存続し成長するための戦略と戦術について学ぶ
科目の概要
経営戦略論Ⅱでは経営戦略論の応用を中心に学習する。組織が存続し成長するには「未来への道」を構想し実行することが大切になる。組織として目的に向かって進むべき道をきめることが戦略である。的がな戦略を構築するための知識や技法は、全ての組織人にとって必要不可欠なものである。なお、経営戦略論Ⅰの知識のあることを前提に、授業を進めていく。またアクティブラーニング形式で授業を進めるので事前課題をやっていることを前提に授業を進める。
授業の進め方
経営戦略の概念や理論、優れた企業の戦略などの事例を学習する。講義の進め方としては、企業などの事例を先ず取り上げて、優れた戦略の「すばらしさ」を紹介し、なぜその戦略が優れているのかについて理論的に解説を加えていく。その後、受講生ならどのような意思決定をするのかなどについて一緒に考えながら講義を進めていく。ディスカッションを活かしたアクティブラーニング形式の授業を行う。
授業の到達目標
①経営戦略の重要性や基本的概念を理解する。
②戦略の種類とそれぞれの特徴を理解する。
③企業の戦略事例を分析する基礎的能力を修得する。
④企業の戦略を構想できる応用的能力を修得する。
授業計画
【後 期】
1 リソース・ベースド・ビュー(資源アプローチ)の基本
2 コア・コンピタンス 経営と事例分析
3 事業システムの基本
4 戦略的事業システムの構築事例分析
5 事業領域の理論の基本
6 ドメイン定義の企業事例
7 成長戦略の基本
8 経営多角化のタイプと効果
9 経営資源展開の基本
10 経営資源展開の事例分析
11 PPM理論の枠組みと適用事例
12 組織構造の基本
13 組織と環境の理論
14 組織文化と企業変革
15 経営戦略の総合演習(今までの学習成果を確認する)

成績評価基準
①経営戦略の重要性や基本的概念を理解している。
②戦略の種類とそれぞれの特徴を理解している。
③企業の戦略事例を分析する基礎的能力を修得している。
④企業の戦略を構想できる応用的能力を修得している。
定期試験
学年末定期試験:あり
成績評価方法
①小テスト(レポート課題を含む):50点(5回程度)
②学年末定期試験:50点。
*その他、対面授業の際には授業中にレポート課題を数人に発表してもらうが、優秀者には点数を加算する。
教材

種別 著者 書名 出版社 出版年
テキスト 嶋口・内田・黒岩編著 1からの戦略論(第2版) 碩学舎 2019
 
準備学習(予習・復習)等
①予習・復習(事前にテキストを読んだり課題をすることなど)は必ずやること。
②経済や経営に関する雑誌や新聞、ネット情報などに関心を持ち能動的に読み理解に努めること。
③学んだことをできるだけ他の人(友人、親兄弟など)に話をして知識の定着化に努めること。
④経営戦略論Ⅰを履修していることを前提に講義を進める(できるだけ、経営戦略論Ⅰを履修して受講することをお勧めする)。

(注)事前課題などをmanabaに掲示するので、毎回、チェックすること。
受講における注意点
①manabaに受講の注意事項、教材や課題を掲示するので、必ずmanabaをチェックすること。
②課題(小テストなど)については期限までに必ず提出すること(提出しない場合は0点となる)。