2023年度
授業科目名 | 経営組織論Ⅱ | ||
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担当者 | 大平 剛士 | ||
開講時期 | 後期 | 単位 | 2 |
サブタイトル | ||||||||||||||||||||
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組織そのものや組織間関係を分析する「マクロ組織論」を学ぶ | ||||||||||||||||||||
科目の概要 | ||||||||||||||||||||
私たちが普段目にしているニュースの多くは、企業や行政機関、病院・介護施設等の経営組織の問題と言えます。それらの問題がなぜ起こるのかを考える時に、組織の中の個人の心理や行動に注目することもできますが、組織の設計方法や部品(要素)の機能、部品間の関係性、他の組織からの影響等の組織そのものや組織間関係によって問題が生じていると考えることもできます。マクロ組織論(組織社会学、組織経済学)を学ぶことで、将来、企業等の組織の一員や管理職となった際に、組織そのものや組織間関係を見直すアプローチから組織や職場の問題発見・解決できる発想を身につけることができます。 | ||||||||||||||||||||
授業の進め方 | ||||||||||||||||||||
本講義では、前半(第2~10回)は「組織そのもの」の視点から、後半(第11~14回)は「組織間関係」の視点からマクロ組織論の代表的な理論や概念を紹介します。それらの理論や概念をわかりやすくイメージできるように、関連するニュースや動画を積極的に使います。 | ||||||||||||||||||||
授業の到達目標 | ||||||||||||||||||||
・組織そのものや、組織間関係の視点から、マクロ組織論の代表的な理論や概念を理解する。
・現代社会で生じている問題をマクロ組織論の知識と関連付けて考察できる。 ・ニュースで問題となっている事柄について、授業で学習したマクロ組織論の知識を用いた問題解決案を考えることができる。 |
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授業計画 | ||||||||||||||||||||
【後 期】
1 後期の授業で学ぶ経営組織論とは
2 組織の目標と戦略、有効性の関係性
3 官僚制とは ―ウェーバーの官僚制と官僚制の逆機能―
4 組織構造とは ―外部環境の不確実性との関係―
5 組織デザインとは ―機能別、事業部制、マトリックス組織―
6 組織のライフサイクルとは ―起業から衰退への組織の発達段階―
7 組織文化とは ―競合価値フレームワーク(CVF)による類型―
8 組織の意思決定とは ―合理的アプローチと限定された合理性―
9 イノベーションとは ―知の探索・深化と両利き経営―
10 テクノロジーとは ―技術の変化への組織の対応―
11 資源依存理論からみた組織間関係
12 取引費用理論からみた組織間関係
13 新制度派組織論からみた組織間関係
14 ネットワーク理論からみた組織間関係
15 総括
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成績評価基準 | ||||||||||||||||||||
・組織そのものや、組織間関係の視点から、マクロ組織論の代表的な理論や概念を理解できるか。
・現代社会で生じている問題をマクロ組織論の知識と関連付けて論述できるか。 ・ニュースで問題となっている事柄について、授業で学習したマクロ組織論の知識を用いた問題解決案を提示できるか。 |
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定期試験 | ||||||||||||||||||||
学年末定期試験:なし | ||||||||||||||||||||
成績評価方法 | ||||||||||||||||||||
小テスト:100%(選択式・記述式のmanabaの小テストの評価60%、manabaの小テストの回答内容・字数、授業参加の評価40%)
※なお、提出が必要な小テストが半分以上未提出だった場合、成績は評価外(E)となります。 |
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教材 | ||||||||||||||||||||
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準備学習(予習・復習)等 | ||||||||||||||||||||
・次回の講義内容に関連するニュースや動画を事前に閲覧・視聴する。
・講義の配付資料やノートを基に講義内容を復習する。 |
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受講における注意点 | ||||||||||||||||||||
・授業資料等は紙で配布しません。manabaに掲載している授業資料を携帯等で見る、あるいは自分で印刷して持参するなどで対応してください。
・座席指定を行う可能性があります。 ・マスクの着用や私語をしないことなどの大学が定めた新型コロナ方針を守りましょう。 ・十分な換気を行うため、暑い場合や寒い場合の両方に対応できるように、上着等で調節してください。 |