2023年度
授業科目名 | 地域経済学Ⅰ | ||
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担当者 | 森田 学 | ||
開講時期 | 前期 | 単位 | 2 |
サブタイトル | ||||||||||||||||||||||||||||||
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経済学的視点から「地域」を理解する | ||||||||||||||||||||||||||||||
科目の概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||
景気の低迷、少子高齢化、財政危機など重要な課題が山積する日本で地域の持続可能性を高めていくためには、地域の現状や課題を正しく認識し、地域の実情に応じた対策を講じる必要がある。授業では、地域をひとつの経済単位として見なし、どの地域でも適用可能な理論や概念について学ぶことで、地域経済のメカニズムについての理解を深める。また、地域経済変容の背景や要因について分析・評価する力を鍛え、地域経済政策が地域にどのような影響を与えるのか、また地域課題に対してどのような政策が有効であるのか考察できる力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業の進め方 | ||||||||||||||||||||||||||||||
本講義では、地域所得の決定、地域経済の成長、地域間格差、地域間人口移動、地域間交易などを題材に地域経済学の理論や概念について学びます。具体的には、地域所得決定モデル、乗数効果、経済成長の要因を需要主導とする「経済基盤モデル」、地域間格差と人口移動の関係、生産の特化と地域間交易の関係等について学び、地域の抱える問題を経済学的な視点から捉えることができるようになる力を養います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業の到達目標 | ||||||||||||||||||||||||||||||
① 地域経済の実態を捉えるために考えられてきたモデル・理論を理解し応用できるようになる。
② 経済学的視点を持って地域経済が抱える問題を捉え、解決の方途を考察できるようになる。 |
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授業計画 | ||||||||||||||||||||||||||||||
【前 期】
1 ガイダンス(授業の目的、到達目標、授業内容・方法)
2 日本の地域構造
3 地域経済における3面等価と地域経済の開放性
4 地域経済における循環
5 地域所得の決定
6 地域経済成長
7 需要主導型の成長モデル(経済基盤モデル)
8 基盤産業
9 供給主導型の成長モデル
10 地域間格差
11 地域間の人口移動
12 地域間交易の経済効果
13 比較優位と地域間交易(産業間交易)
14 不完全競争と地域間交易(産業内交易)
15 全体的な振り返りと総括
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成績評価基準 | ||||||||||||||||||||||||||||||
① 地域経済の実態を捉えるために考えられてきたモデル・理論を理解し説明できる。
② 経済学的視点を持って地域経済が抱える問題を把握し、解決策を提案できる。 |
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定期試験 | ||||||||||||||||||||||||||||||
前期定期試験:あり | ||||||||||||||||||||||||||||||
成績評価方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||
・授業毎の課題(30%)
各回の授業において課題を課し、提出物を評価する。 ・課題レポート(30%) 第11回 or 第12回でレポート課題を出題、提出されたレポートを評価する。 ※締切は定期試験期間前 ・前期定期試験(40%) |
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教材 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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準備学習(予習・復習)等 | ||||||||||||||||||||||||||||||
<予習>
教科書を読んでおくこと。 <復習> 教科書の該当部分、講義資料を読み直し、授業毎に課される課題に取り組むこと。 |
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受講における注意点 | ||||||||||||||||||||||||||||||
授業スケジュールはあくまで予定で、学習進度に応じて変更する場合もあります。
また、授業毎に課す課題の指示・提出はmanabaを利用する予定です。毎週、確認してください。 |