2024年度
授業科目名 | 観光政策論(半期) | ||
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読替え科目 | 観光政策論Ⅰ | ||
担当者 | 米盛 安奈 | ||
開講時期 | 前期 | 単位 | 2 |
サブタイトル | ||||||||||
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観光政策の意義と役割 | ||||||||||
科目の概要 | ||||||||||
日本政府は2003年に観光立国宣言をし、2007年には観光立国推進基本法を施行、2008年には観光庁設置と、本腰をいれて観光政策に取り組んでいる。このような国の観光政策に対する取り組みは、観光が国や地域経済に与える効果が大きいということが認識されてきたからであり、日本経済の成長に向けた観光への期待は大きい。本授業では、観光による地方創生の取り組み等の具体的な施策を通じて、観光政策の意義や役割について考える。 | ||||||||||
授業の進め方 | ||||||||||
本授業では、日本の政策として、なぜ「観光」に力を入れているのか、どのような施策を展開してきたのかについて、各回事例を取り上げながら解説する。最新の観光事情に関する記事や動画も取り入れながら、理解の促進を図る。授業は基本的に講義形式で進めるが、適宜グループディスカッション等も取り入れる。 | ||||||||||
授業の到達目標 | ||||||||||
・観光政策の意義と役割について正しく理解し、説明できる。
・観光政策のこれまでの取り組みの背景と内容を理解し、考察できる。 ・観光政策についての自身の考えを論理的に説明できる。 |
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授業計画 | ||||||||||
【前 期】
1 オリエンテーション:観光政策論を受講するにあたって
2 日本社会と観光立国
3 観光立国実現に向けたアクション・プログラム
4 観光地域づくり:スノーリゾート地域の活性化
5 観光地域づくり:スポーツイベントと社会・経済効果
6 観光地域づくり:観光地のイベント事業
7 観光地域づくり:第2のふるさとづくり
8 国際観光:インバウンド事業
9 観光産業:ユニバーサルツーリズム①
10 観光産業:ユニバーサルツーリズム②
11 観光産業:観光教育の普及に向けて
12 人材の育成・活用
13 休暇取得の促進
14 観光政策の意義を考える
15 総括:観光政策論のまとめ
ゲストスピーカーによる講義を1回程度実施する可能性がある(調整中)。 授業を進める中で、内容や順序に若干の変更も生じ得るが、授業の到達目標を達成できるよう進める。 |
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成績評価基準 | ||||||||||
・観光政策の意義と役割、日本の観光動向について正しく理解できる。
・観光庁が展開する施策について考察できる。 ・観光政策に対する自身の考えを論理的に説明できる。 |
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定期試験 | ||||||||||
前期定期試験:あり | ||||||||||
成績評価方法 | ||||||||||
学年末定期試験 60%、授業内課題(リアクションペーパー等)40%とし、総合的に評価する。 | ||||||||||
教材 | ||||||||||
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準備学習(予習・復習)等 | ||||||||||
予習・復習内容については、各回授業で説明する。授業後には毎回、学習した内容について振り返り、知識の定着や思考の整理をしましょう。関心を持った内容や疑問に思ったことは、自主的に調べ、学習の深化を図ってください。 | ||||||||||
受講における注意点 | ||||||||||
・講義を受ける上での最低限のマナー(携帯電話はマナーモードにしておく、私語はしない等)は厳守してください。 |