シラバス照会 照会
2013年度
授業科目名 基礎中国語
担当者 田中 弥生
開講時期 通年 単位 2
サブタイトル
 
ひとことガイド
中国語の発音記号(ピンイン)の読み方を習い、短い会話文の朗読や中国語での作文・簡単なリスニングを行い、中国語の基礎文法を身につけていきます。
授業の概要
 この授業では、短い会話文を使って中国語の基本文型と文法を習っていきます。最終的には、受講生のみなさんが中国語で自己紹介をしたり、中国人の友人をつくり簡単な日常会話ができるようになることを目標としています。 
 最初の4回は、中華人民共和国の標準語“普通話”を読むために、①ピンイン(発音記号)の読み方、②4種類の“声調”と呼ばれる独特のアクセントを勉強します。5回目以降は、中国語の漢字“簡体字”の書き方を紹介しながら、簡単な会話文を用いて、中国語のルールを勉強していきます。
 中国語を習得することで、中国や台湾、さらにシンガポールなど東南アジアの中国系の人たちとコミュニケーションをとることができるようになります。自分の可能性を最大限に活かすためにも頑張って勉強しましょう。
授業の到達目標
中国語の正しい発音と簡体字の読み書き、基礎文法を習得し、簡単な会話をするための基礎力養成を目指します。
授業計画
【前  期】

1 発音①声調・単母音
2 発音②複母音・子音
3 発音③子音・鼻母音
4 発音④鼻母音・軽声・声調の変化・儿化
5 発音⑤あいさつ言葉
  第1課 人称代名詞/動詞「是」/疑問文
6 第1課 復習
7 第2課 動詞述語文/指示代名詞/疑問詞疑問文/「的」
8 第2課 復習
9 文法テスト①
  第3課 形容詞述語文/副詞「也」「都」/所有の「有」/時を表す語
10 第3課復習
11 第4課 場所代名詞/存在の「有」/省略疑問文/反復疑問文
12 第4課 復習
13 文法テスト②・発音テスト①
14 第5課 数詞/量詞/「几」「多少」/所在の「在」
15 第5課 復習


【後  期】

1 第6課 日付・曜日・時刻/助動詞「想」「要」/語気助詞
2 第6課 復習
3 第7課 前置詞「在」「从」「離」/完了の「了」/動詞の重ね型
4 第7課 復習
5 文法テスト③
  第8課 助動詞「会」「能」「可以」/動作の経験・回数/時間の長さ
6 第8課 復習
7 第9課 様態補語/前置詞「給」「跟」/連動文
8 第9課 復習
9 文法テスト④
  第10課 結果補語/進行の「在」/主述述語文
10 第10課 復習
11 第11課 方向補語/比較文/選択疑問文
12 第11課 復習
13 文法テスト⑤・発音テスト②
14 第12課 可能補語/「是~的」/二重目的語
15 第12課 復習
成績評価基準
①授業を欠席・遅刻せず、教科書の課題に真面目にとりくんでいるか
②中国語の文(ピンイン)が正しく発音できるか
③簡体字を正しく書き、習った文法を習得しているか
成績評価方法
①定期試験 60%(前期100点・後期100点の合計を60点満点に換算する)
②平常点 40%
  受講態度 5%(携帯電話などの操作、私語、飲食、居眠り、教科書の忘れ等は減点)
  発音テスト15%(本文朗読・自己紹介、前期1回・後期1回)
  文法テスト20%(全5回の小テスト)

【重要】通年全30回中、20回以上出席した者のみ評価の対象とします。「教室に来て座っている」だけでは「出席している」とは言えません。授業中は、発音練習や問題解答に頑張って取りくみましょう。
教材

種別 著者 書名 出版社 出版年
テキスト 緒方昭・小林光考・胡慶華 中国語1年め 白水社 2013
 
学習上の留意点
①出席について(→詳細は授業内で説明する)
始業のチャイムには着席していること。座席指定をします。
20分以内の遅刻3回で、欠席1回とみなします。電車などの遅れを除き、20分以上の遅刻は欠席扱いとします。
②授業について
必ず復習をしましょう。授業で習った単語・本文は、CDを聞いて発音練習をすること。中国語の“簡体字”は何回も書いて覚えること。
③その他
授業中の教室では、帽子を脱ぎ、携帯電話などは電源を切ってカバンにしまうこと。マナーモード不可。またペットボトルなども机の上には置かないこと。このルールが守れなければ、平常点のうち受講態度5%は与えません。
授業準備
第1課以降の文法の説明では、色チョーク(黄・赤・緑・青)で色分けして説明するので、同色のペンを各自用意してください。