2013年度
授業科目名 | 経営管理論 | ||
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担当者 | 西村 聡 | ||
開講時期 | 通年 | 単位 | 4 |
サブタイトル | ||||||||||
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経営管理論の発展と実際 | ||||||||||
ひとことガイド | ||||||||||
経営管理論を社会的・歴史的な背景を踏まえて理解し、現代の経営実務に如何に活かされているかを学びます。 | ||||||||||
授業の概要 | ||||||||||
事業体が持つ目的を達成するために組織的活動が生まれる。あるいは適切な目的に照らし適切な方向に導くのが管理である。ここで学習する経営管理とは「組織が求める目的に向かって効率的に動くために、資源を統合し、調整すること」と定義されるような活動である。この重要性は、今日のような環境変化が激化している状況において、ますます高まっていると言える。
本講義では、まず、経営管理が必要となった歴史的経緯を踏まえた上で、企業における各職能管理機能について実践的なテーマを体系的に取り上げながら経営管理の全体像およびその仕組みを学習する。 |
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授業の到達目標 | ||||||||||
経営組織論、経営戦略論、マーケティング論、人的資源管理論、生産管理論などの経営学全般の基礎知識の修得を目標とします。 | ||||||||||
授業計画 | ||||||||||
【前 期】
1 経営管理論の意義と目的 2 管理諸説(1)古典派的管理論 テーラーの科学的管理法 3 〃 フォード・システム 4 〃 科学的管理法と現代の生産管理 5 〃 現代生産管理体系 6 〃 ファヨールの管理過程論 7 〃 (2)集団論的管理論 人間関係論の社会的背景 8 〃 ホーソン実験 9 〃 メーヨー、レスリバーガーの主張 10 〃 行動科学の社会的背景 11 〃 マズロー、マグレガーの主張 12 〃 ハーズバーグ、アージリスの主張 13 〃 (3)組織論的管理論 バーナード革命 14 〃 サイモンの意思決定論 15 総括(前期) 【後 期】 1 前期復習 2 管理諸説(4)環境論的管理論 状況適合理論とその社会的背景 3 〃 技術と組織構造(ウッドワード) 4 〃 組織と環境(ローレンス=ロッシュ) 5 〃 状況適合理論への批判と経営戦略論 6 経営組織構造(1)状況適合理論と組織デザイン 7 〃 (2)ライン組織、ライン&スタッフ組織、職能別組織 8 〃 (3)事業部制組織、カンパニー組織、マトリクス組織 9 経営戦略論(1)経営戦略概論 10 〃 (2)成長戦略と競争戦略とその事例 11 マーケティング管理(1)マーケティング戦略概論 12 〃 (2)マーケティング戦略事例 13 人的資源管理(1)人的資源管理体系 14 〃 (2)人事諸制度と日本の人的資源管理論 15 総括(後期) |
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成績評価基準 | ||||||||||
経営組織論、経営戦略論、マーケティング論、人的資源管理論、生産管理論などの経営学全般の基礎知識を習得している。 | ||||||||||
成績評価方法 | ||||||||||
学年末の筆記試験結果、毎月末のレポート提出率およびその内容で評価する。
(1)学年末の筆記試験の評価基準は、授業内容の理解度および論理性と試験用紙の6割以上を埋めることを基準とする。 (2)毎月末、授業内でレポートの提出を課すが、評価基準は学年末筆記試験と同じとする。 |
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教材 | ||||||||||
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学習上の留意点 | ||||||||||
・新聞の経済面を読むなど世の中の潮流を知るようにすること。
・復習は必ずおこない、毎月末に授業の中で実施するレポートに臨むこと。 |
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授業準備 | ||||||||||