2013年度
授業科目名 | 中小企業論 | ||
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担当者 | 秋山 秀一 | ||
開講時期 | 通年 | 単位 | 4 |
サブタイトル | ||||||||||||||||||||
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ひとことガイド | ||||||||||||||||||||
中小企業論というと難しいイメージがあるかもしれませんが、実は皆さんの普段の生活や将来の仕事と密接に関連しています。授業では、理論と実践両面から、企業を知ることの重要性についても学びます。 | ||||||||||||||||||||
授業の概要 | ||||||||||||||||||||
日本経済の発展とともに中小企業の役割や経営環境は大きく変化している。かつては大企業の下請としての主従関係に焦点が当てられたが、近年では、ベンチャー企業や大企業とのコラボレーション、地域社会との関わりなど、新たな役割が注目されている。こうした中小企業の実態と今日的課題、さらには今後の可能性を探るためには、経済学的視点からのアプローチのみならず、経営学的視点からのアプローチも重要となる。
そこで本講義では双方の視点を取り入れつつ、前期は主に中小企業の社会的意義や政策について、後期は経営問題や最新のトピックについて理論とケースを交えながら講義する。それにより、中小企業についての多面的な知識を得るとともに、自らも起業やベンチャー、NPOへと参画すべく主体的に考えられるスキルを修得することを狙いとする。 |
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授業の到達目標 | ||||||||||||||||||||
中小企業の特質、今日的意義や可能性について理解し、実践的に考えるスキルを修得する。 | ||||||||||||||||||||
授業計画 | ||||||||||||||||||||
【前 期】
1 中小企業とは 2 中小企業の地位と役割 3 研究としての中小企業論 4 中小企業の経営問題 5 中小企業の経営革新 6 下請システムと中小企業 7 中小企業と労働問題 8 中小企業と金融問題 9 産業集積と中小企業 10 産業集積における企業行動 11 地域経済と中小企業 12 地域ブランド 13 中小企業政策 14 中小企業政策と中小企業経営 15 前期の総括 【後 期】 1 グローバル化と中小企業 2 流通システムの変化と中小流通業 3 サービス化と中小企業 4 中小企業のイノベーション 5 ベンチャービジネス 6 中小企業のマネジメント(1)戦略 7 中小企業のマネジメント(2)組織 8 中小企業のコンサルティング 9 中小企業とインターネット 10 中小企業とデザイン 11 これからの中小企業 12 コミュニティビジネス 13 社会起業家 14 中小企業と持続可能性 15 後期の総括 |
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成績評価基準 | ||||||||||||||||||||
日本経済の担い手である中小企業の特質と経営課題を理解している。 | ||||||||||||||||||||
成績評価方法 | ||||||||||||||||||||
平常点(授業態度やショート・レポート)50%、期末試験50%。 | ||||||||||||||||||||
教材 | ||||||||||||||||||||
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学習上の留意点 | ||||||||||||||||||||
前期は中小企業論の理論や政策について、後期は今日的な課題や新たなトピックについて、テキストや参考資料を用いながら講義します。受講に際しては予習復習を行ってください。前回授業の復習と次回テーマについて事前に確認しておいてください。事前課題がある場合は、配布資料を読み課題を考えておいてください。 | ||||||||||||||||||||
授業準備 | ||||||||||||||||||||