2013年度
授業科目名 | 経営情報論 | ||
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担当者 | 法雲 俊栄 | ||
開講時期 | 通年 | 単位 | 4 |
サブタイトル | ||||||||||||||||||||
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経営学の理論を踏まえ企業情報システムの在り方について学ぶ | ||||||||||||||||||||
ひとことガイド | ||||||||||||||||||||
「企業組織と情報システムの関係性とは?」、「人間の意思決定と情報システムの相似点とは?」、「情報化って何から始めるの?」、「情報化投資で失敗することもあるの?」などの疑問について学習を試みます。 | ||||||||||||||||||||
授業の概要 | ||||||||||||||||||||
今日の経営活動は、コンピュータを活用しインターネットを中心とする高度情報ネットワークによって迅速化、複雑化し、厳しい過当競争が繰り広げられています。古典的な経営学の理論が存在する中で、どのように近代的な情報システムと連携して、経営情報学が確立されていったのかを確認します。特に、経営情報学が当初から注目されながらもその目標を達成できず変容し、それでも失敗を繰り返し、企業の経営強化のツールと結びつき、現在のように活用されていった経営活動と情報システムの発展経緯について紹介します。
前半は経営活動に必要な経営情報システムの仕組みと基礎理論について理解を深め、後半では企業の情報化を推進する上で必要な知識について学習します。 |
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授業の到達目標 | ||||||||||||||||||||
① 経営学における組織論、意思決定理論を踏まえ、情報システムの管理体系について理解します。
② 企業組織における情報システムの特徴について理解します。 |
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授業計画 | ||||||||||||||||||||
【前 期】
1 高度情報社会と企業経営 2 経営資源と企業情報資産 3 経営情報論の意義と基礎理論 4 経営活動と情報システム 5 経営組織論と情報システム 6 経営戦略論と情報システム 7 OA(オフィス・オートメーション)と情報システム 8 情報とシステムの管理概念 9 企業組織における情報管理 10 意思決定論と情報システム 11 意思決定とシミュレーション分析 12 戦略的情報システム 13 データベース技術と情報システム 14 ネットワーク技術と情報システム 15 インターネット技術と経営システム 【後 期】 1 情報化推進の組織体制 2 経営情報システムの設計と開発 3 現代の情報システム開発方法論 4 情報化投資と評価 5 ICT(情報通信技術)とビジネス・プロセスの革新 6 情報技術と組織変革 7 ICT(情報通信技術)と企業戦略 8 ネットビジネスと情報システム 9 情報技術と組織コミュニケーション 10 組織暗黙知と情報システム 11 企業の情報化と情報倫理 12 企業情報システムの脆弱性 13 経営戦略と情報化戦略 14 伝統的な経営情報論システムと今後の展望 15 企業経営と情報技術の展望 |
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成績評価基準 | ||||||||||||||||||||
① 経営学における組織論、意思決定理論を踏まえ、情報システムの管理体系について理解しているか。
② 企業組織における情報システムの特徴について理解しているか。 |
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成績評価方法 | ||||||||||||||||||||
定期試験(80%)
レポート課題(20%) |
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教材 | ||||||||||||||||||||
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学習上の留意点 | ||||||||||||||||||||
授業はPowerPointによるスライドおよびプリントなどを用いて行う。
手書きのノートを作成すること。 顧客ユーザとして、アルバイトスタッフとして企業の情報管理システムの恩恵を受ける機会は多くある。 今以上に企業の情報システムに対する興味・関心を高めること。 情報系の基礎科目について、しっかり学習をおこなっていること。 特に、専門用語やキーワードについて理解しておくこと。 |
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授業準備 | ||||||||||||||||||||