2013年度
授業科目名 | [情報]デジタルメディア論Ⅱ | ||
---|---|---|---|
備考 | 平成23年度以降入学生のみ | ||
担当者 | 高橋 美貴 | ||
開講時期 | 後期 | 単位 | 2 |
サブタイトル |
---|
様々なデジタルメディアと産業・社会・生活 |
ひとことガイド |
前期のデジタルメディア論Ⅰの知識を前提として、携帯電話や放送メディアなどの各メディア別にそれぞれのメディア技術や産業について現状と将来について見ていきます。 |
授業の概要 |
前期科目「デジタルメディアⅠ」の知識を前提として、この授業では、『個別メディア編』として、主なデジタルメディアと産業について学びます。また、デジタルメディア社会の様々な問題点についても考えます。
授業ではまず、復習としてデジタルメディアの概要と歴史を概観したのち、携帯電話などのモバイルメディア、放送、映像、音楽メディア、ゲーム関係など個々のメディアの状況を見ていきます。そして、これから訪れるであろう「ユビキタスネットワーク社会」と呼ばれる社会がどのような社会でどのような技術に支えられているかを紹介します。もちろんこのような技術や提供されるサービスは私たちの生活を豊かにするものですが、逆に負の面も存在します。日々報道される情報流出事故や不正アクセスなどです。メディアを正しく利用するには、危険性も正しく理解しておかなければなりません。この授業ではその点にも注目し、正しい知識と判断力・対応力を身に付けることを目指します。 |
授業の到達目標 |
① 様々なデジタルメディアの特徴を理解する。
② さまざまなデジタルメディア産業の現状と将来について理解する。 ③ デジタルメディアの様々な問題について理解し、正しい判断力と対応力を身に付ける。" ④ 情報通信や情報メディア産業の動向について日常から関心を持ち、情報通信関係のニュースなどが理解できるようになる。 |
授業計画 |
【後 期】
1 この授業で学ぶこと~デジタルメディアと産業・社会・生活~ 2 デジタルメディアの進展~デジタルメディア論Ⅰでの学習内容の復習~ 3 ブロードバンドネットワーク 4 モバイルブロードバンドと様々な無線アクセス技術と変遷 5 多様化するモバイル向けサービスとその変遷 6 モバイルコンピューティングの浸透とビジネスの変化 7 情報通信環境の変化と産業・社会の変革 8 ユビキタスネットワークの~基盤技術とサービス 9 ユビキタスネットワーク社会と経済・社会・生活の変化 10 さまざまなメディアの変化とビジネス~放送・ゲーム・音楽・映像・出版ビジネス~ 11 知的財産権~デジタルメディアの諸問題(1)~ 12 個人情報とプライバシーの保護~デジタルメディアの諸問題(2)~ 13 事件・事故・犯罪~デジタルメディアの諸問題(3)~ 14 デジタルメディアの将来像~社会と生活の変化~ 15 総括~今後の課題~ |
成績評価基準 |
① 様々なデジタルメディアの特徴を理解し、各デジタルメディア産業の現状を理解しているか。
② 様々なメディアの今後について考える力を身に付けたか。 ③ デジタルメディアの様々な問題について理解し、正しい判断力と対応力を身に付ける。 ④ デジタルメディア関連の日々のニュースに関心を持ち、それらを理解できるようになったか。 |
成績評価方法 |
① 試験(70%):主なデジタルメディアの特性とデジタルメディア産業に関する基本的な知識を身に付けたかを見る。
② 出席・学習状況(15%):授業にまじめに取り組んでいるかを確認する。 ③ 毎回のニュースレポート(15%):日々伝えられる情報通信関係のニュースに関心を持ち正しく理解できているかを確認する。 |
教材 |
テキスト:未定(初回授業時に指示する)
資料プリント等を利用する。 |
学習上の留意点 |
【予習・復習】毎回、簡易ニュースレポートの提出を求める。
【関連科目】デジタルメディア論Ⅰ・情報ネットワーク論Ⅰ・Ⅱ・情報とメディア・情報技術の進展・情報社会と倫理 なお、この授業は前期開講のデジタルメディア論Ⅰ程度の内容を理解していることを前提としている。もちろん、この授業だけでも一定の知識を身に付けることができるが、可能な限りデジタルメディア論Ⅰを履修すること。 |
授業準備 |
・プリント・資料等を多く利用するのでクリアファイルなどを用意しておくこと。
・配付プリント・資料は毎回持参すること |